トモエ工芸株式会社
高品質!戸建・マンション・施設・ビルトイン収納から木製什器まで製造。「創業70年の実績と信頼」でお応えいたします。弊社にお任せください!
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ご挨拶

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創業時は、生活に密着した割箸、経木(当時の食品ラッピング材・鉋屑みたいな薄い突板)を製造、国産原木の伐採作業から工場の超大型釜へ数日間煮沸後、ロータリーに掛け、剥いたり、突いたりして製造されていました。大がかりで大変手間が掛かるものと、子供心に記憶しています。
 その後、戦後の高度成長の到来に伴い、割箸・経木製造は徐々に斜陽期に入っていき、父兄達は本業転換を図り1970年(S45)前後に木工へと移行していきました。
いわゆる戦後の新世代・ベビーブーマーによる団塊市場へ照準が向けられ、(既製品)家具メーカーとして生まれ変わっていきます。同時に1972年(S47)に社名をトモエ工芸(株)と改称し、更に業績も伸ばしていきます。

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 しかし、団塊市場も1985年(S60)年前後には終息期に入り、業績も下がり始め、長年の本業(既製品)家具を諦め、それ以外へ再度の転換を図るか、はたまた工場閉鎖を思いきるか、かつてない厳しい判断が求められました。
 一方市場では、団塊世代が新たに住宅新築需要を巻き起こす気運がありました。
住宅は世の中で一番高い買い物でありますが、それを勝る「夢と幸せ!」を与えてくれるものでもあります。その「夢と幸せ!」を託されている事業へ将来性を感じ、住宅・建材への転換を図る最大の理由となりましたが、最後に決め手となった事が一つありました。
「家具の文字は、家の道具!」と書き現すように、一部の家具を除きほとんどの(既製品)家具は近い将来、新築住宅の(ビルトイン型)家具に変わってしまう危惧だったかもしれません。しかし、簡単にシフトできるものではありませんでした。
(既製品)家具の設備は、「帯に短し、襷に長し」で(ビルトイン型)家具製造には使えませんでした。ほぼ総入れ替えです。また品質管理や生産管理も大幅に見直しました。
本業転換には費用も思考も大変なパワーが必要とされました。

 しかし、決断した以上、「夢と幸せ」の実現の為に「Amusement-Factory」と夢のあるテーマを掲げました。
それは社員が仕事の「楽しさや遣り甲斐を」感じられる「ポジティブにチャレンジできる工場」を意味しております。
弊社は「地元に生まれ、地元に愛され、地元に育った、地元の企業」であります。
が、2014年(H26)9月に、全く不運にも予期せぬ取引事故に遭遇してしまいます。
 しかし即断、民事再生の申し立てを起こし、難題を経て2015年(H27)7月に、晴れて「認可・確定」となりました。
これも偏に、お客様や債権者様の御理解と御支援の賜物と深く感謝する次第でございます。
現在は、経営理念の下「お客様に愛され、必要とされる会社」として、社員と一丸となりまったくもって、以前より「明るく元気な職場」で頑張っております。

 弊社の製造メソッドは「T-NPS」が基本です。
 「人・モノ・時間」をコラボレートし「少数精鋭を推進」・「ムダの排除」にあります。
そのコア-は「教育・コミュニケーション」が不可欠な事と思っています。
「モノ造りは・人づくり」とも言われます。その原点は其れにあると思います。

また、社員に「夢」を持つ大切さを話します。
「夢・遣り甲斐」は与えてくれるのではなく、自身が「勝ち取る!」ものだと考えます。
其れに加え「社会を敬う事・家族への感謝」も大変重要であります。月一度の早朝に、地域の「エコ・クリーン活動」を7年余り続けさせて頂いております。
ゴミのある環境は「事故や犯罪」が起きやすくなります。通学児童へ「おはよー!」と声を掛けると「お・は・よー!」って元気よく返って来ます。
これは、私たちにとっても大きな励ましになります。
 今後も「世の中で必要とされる会社」・「誠実で愛される会社」を目指し、日々精進して参ります。
そんな弊社と社員を今後共、宜しくお願い申し上げます。